2017年8月13日日曜日

私の人生、人生の夏。

久しぶりにブログを書こうと思う。もはや久々過ぎてブロガーにログインすることさえもできなくなっちゃってるほどなんだけど、しかもやっぱり久々で字のフォントの大きさなんぞもいつもと違ったりするのだけど、もういいや見やすいし。そんで、だったらなんで書こうと思ったかって、そりゃやっぱりヒマだからだろうか。いや、違う違う、毎日フェイスブックの更新はなんらかしてるのだけど、やっぱりどうしてもそれとは違うものが書きたくというか、書かねばならなくなる、というか。

そもそも7月の売り上げが驚くほどに悪かった。死ぬほどに振るわなかった。まぁお店を休んで家族旅行も兼ねて岡山なんかにいったし・・・というか、三歳と一歳の子どもを連れて旅行をするというのはそりゃもう旅行じゃくて旅と言いたいくらいに大変なものではあるのだけど、そしてクソ暑すぎる知らない街中を重たくて冷たいベビーカーを押しながらあれあれ駅のエレベーターの場所なんぞにいちいち戸惑いながら、いかに実際この国のだれそれが子育てなんてものに対して無自覚であるか、ということはきっと車椅子とか福祉的なことであるとかにもまったくほとんどきちんと意識していないのだろうなぁ、まじファックだよと思いながら悪態つきながら、でもいちおう頑張ってくぐり抜けてみると、いや実際行って良かった。こんなタイヘンな時だからこそ、子どもに手がかかるときだからこそ、旅はせねば、と深く深く頷く自分がいた。




そうはいってもそれだけ7月は厳しくツラく、こんなに暑いのにそもそもひとは店に行ってなにかを買ったりするもんだろうか、雑貨屋なんかこんな暑いのに行く? 行くのか、きみは、つか外に出るのもいやなのに、何かを求めてさすらうのだろうか、とかなんとかいろいろと考えてしまい、でもその悲観的な気分の隣ではいつも常にフランク・オーシャンがスポティファイから流れてきて、なんでこんな暗い声の暗い曲がしっくり来るのだろうか、やはり俺はブラピと一緒でなにかに病んでいるのだろうか、だがしかしもう好きになり過ぎて歌詞の意味なんかをサイトで調べていたりする自分もおり、そしてもはやPCや携帯からその声を聴くのにも飽き足らず、どうしても店のJBLのスピーカーからその声を音を聴きたくなり、売り上げも無いのに、ポチリしてしまう自分。もちろん奥さんにはいわない。




しかも2012年に出た『チャンネルオレンジ』ですと。しかもレンタル落ちですと。いやすこぶるいい。いやすこぶる憂い(うれい)。それにしてももう5年以上も前になるアルバムを今ごろ聴いてこんなに喜ぶ自分は店主として果たしてどうなんだろうか。ダメだろうなぁ。でもどちらにしてもこのひとを聴いている暗くて喜ばしい感覚というのは絶対になにかに似ているとな思ったら、そう、それはあの宇多田ヒカルだった。ああ、やっぱりひとびとは本当のところでは本質的に本当に暗いのだろうか。いや、暗いのは自分だろう。私の人生、人生の夏。俺の7月、人生の7月。そうしてわたくしの8月はどうなるんだろうか。というか、それも気づけばもう半ばですと。ああ、やらなければ。やりとげなければ。そんな感じでただいま『金澤尚宜』展示会やってます。VOLCANO!!!!





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